西ヨーロッパ最古の政府都市は観光スポット!
退屈な男が一冊の本で変わる【リスボンに誘われて】の印象的なシーン。
本の内容に感銘を受けた主人公のライムントが訪れるリスボン。
その歴史ある街並みに佇むライムントが絵になるほど似合っています。
特にリスボンの街並みを象徴する石畳は美しく、本の著者について調べていくライムントの歩みを進めていきます。
映画レビュー【リスボンに誘われて】
原作はスイスの作家で哲学者であるパスカル・メルシエの小説『リスボンへの夜行列車』です。
ドイツ、スイス、ポルトガルの合作であり、監督はデンマーク出身のピレ・アウグストが務めています。
ヨーロッパの国々が協力して製作した本作は不思議な魅力に満ちています。
哲学者が書いた小説というだけあって、本作には様々な言葉が飛び交っています。
主人公であるライムントはスイスの高校で古典文献学を教えています。
彼の人生はとても退屈で、5年前に離婚してから拍車がかかっています。
そんなライムントが出勤する途中、橋で一人の女性が飛び降りようとしているところを助けます。一度は高校まで付いて行くが、授業の途中で抜け出し行方をくらまします。
彼女の残したコートには一冊の本があって、更にリスボン行きの切符が入っていた。なぜかライムントはその切符を返そうと駅へ向かうが、彼女を見つける事ができず、彼はそのまま夜行列車へ乗り込む。
列車の中で本を読んだライムントは感銘を受け、著者であるアマデウについて調べようとリスボンに立ち寄っていく。
ライムントを演じたジェレミー・アイアンズは素晴らしい演技をしています。
どんな事があっても慌てる事なく、常にマイペースな態度で対応する。物静かなで退屈なライムントを表現する一方、リスボンへやって来て変わっていく一面も上手く表現しています。
そんなライムントを優しくサポートしたメガネ技師のマリアナ。演じているのはマルティナ・ゲデックで、ライムントとは奇妙な縁で結ばれていきます。
本作の特徴である現代のライムントと、過去のアマデウにストーリーが同時に進行しています。
ライムントがアマデウについて調べていき、同時に過去の物語が展開していきます。
なぜライムントがそこまでアマデウという男の生き方に感銘を受けたのが分かります。
本作は独裁体制だったポルトガルに革命が起きようとした物語で、その中で激しく惹かれ合った男女が一緒になれないという悲しい物語でもあります。
場所の概要【Lisbon:リスボン】
リスボンはポルトガルの首都で同国最大の都市です。ポルトガルの全人口の27%を占めており、ヨーロッパの中でも最も西側に位置する政府首都でもあります。
世界的に古い歴史がある都市の一つで、西ヨーロッパでは最古のとして知られています。
リスボンではロマネスク建築、ゴシック建築、マヌエル様式、バロック、モダニズム、ポストモダンなど、豊富な建築様式が市内中で見る事ができます。
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