小さな村から世界に飛び出した有名な観光地!
中年男性が映画とともに過ごした物語【ニュー・シネマ・パラダイス】の印象的なシーン。
小学校の卒業認定でアルフレードを助けたトトは、その代わりに映像技師としての技術を教えられる事になる。
その過程で映画館に人が入りきれず、外で文句を言っていると、気を利かせたアルフレードは外にある白い壁の家に映像を映す場面は非常に微笑ましい。
映画レビュー【ニュー・シネマ・パラダイス】
映画人として成功したサルヴァートレ・ディ・ヴィータは中年となり、眠ろうとした時に故郷の母から“アルフレード”という人物の訃報を耳にする。
サルヴァトーレはベッドの上で少年時代だった“トト”となって当時を思い出す。
本作はトトの少年時代、青年時代、それに現在の中年になってからの物語で構成されている。
劇場版と完全オリジナル版が存在しており、前者は2時間弱、後者は3時間弱であり、トトという人物の半生を描いている。
特にアルフレードと少年期のトトとの交流は微笑ましく、純粋な気持ちに映像技師への憧れを表現した前半部分は非常に印象的である。それに映画館が火事になってトトがアルフレードを必死に助ける場面も二人の友情を表しています。
青年となったトトは立派な映写技師となって村で大活躍をする一方、ムービーカメラを片手に映画を撮影するようになり、ついにはエレナという美少女と恋に落ちます。
エレナを撮って映画館で再生していたトトが映像に見とれている時、盲目だったアルフレードはすぐに察知する。この場面では二人の長い付き合いと友情を表現しています。
そして、アルフレードから渡される厳しい言葉こそ、彼がトトの事を思って贈った言葉であって、本当は自分がやりたかった事を託したのだと思えます。
現在の中年となったトトが30年ぶりに故郷へ帰り、そこで彼がずっと働いていたニュー・シネマ・パラダイスが廃墟と化して取り壊される事を知る。
その中で昔を思い出し、感慨深げに館内を歩く姿、映写室から見ていた村の景色を見るシーンもなかなか良かったです。
少年時代では厳しく、青年時代ではほとんど登場しなかった母親が、中年になったトトに語りかける言葉には愛情がありました。
最後にアルフレードからの形見を手にしたトトが観たフィルム。そこには彼からの最大にして最高の贈り物があって、そこに友人であり、父親でもあったアルフレードの真意が込められた短いキスシーンが続いていた。
それこそが今のトトの原点だとして思い出させる美しいシーンであった。
場所の概要【Palazzo Adriano:パラッツォ・アドリアーノ】
パラッツォ・アドリアーノはパレルモ県とアグリジェント県の県境にあり、シチリア内陸シカニ山地の標高696メートルの山の上にあります。
村の中心にはウンベルト一世広場があり、道路や細い路地がそこから放射線状に広がっています。重要な建物は広場に面し、ツーリストインフォメーションが1階にある市庁舎も同じく広場にあります。
パラッツォ・アドリアーノへはパレルモ中央駅の横にあるバス乗り場より、AST社のバスに乗ってパラッツォ・アドリアーノに下車します。所要時間は約3時間で1日に3~4本あります。ただし、日曜祝日は運休の可能性があります。
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