アフリカ有数の世界都市が舞台!
戦時中でも中立な男を描く【カサブランカ】の印象的なシーン。
主人公のリックが経営する『カフェ・アメリカン』で過去の恋人であったイルザが「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」の曲とともに複雑な感情で再会するシーンでしょう。
イルザの懐かしむ表情の一方で強ばる表情のリックとの対比がとても印象的です。
映画レビュー【カサブランカ】
1942年に製作されたプロパガンダ映画。
アメリカ視点からヨーロッパの情勢をラブロマンスで語る独自の切り口。
フランス領のモロッコにある酒場『カフェ・アメリカン』が舞台。
その店主であるリックはニューヨーク出身で、世界を転々としていた過去を持つ。
現在はしがない酒場の店主であるが、以前は弱者の立場に立って支援をしていた男。
あくまで中立的な立場にあるリックを演じるのはハンフリー・ボガート。
彼の立ち振る舞いこそが本作最大の魅力であり、彼の口から放たれるセリフは渋い格好良さを惜しげもなく出しています。
「君の瞳に乾杯」は有名であるが、ハンフリー・ボガートが言うとひと味違う。
表情を一切崩さず、常に冷静なリックが唯一感情を揺さぶられる女性。
それはフランスのパリでかつて愛し合った元恋人イルザです。
二人にとっての思い出となる曲『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』を聞く彼女と、禁止したはずの曲を聞きつけやって来るリックとの再会はとても深い場面でしょう。
リックが数年経っても愛しているイルザを演じるのはイングリッド・バーグマン。
白黒の映像であっても彼女の美しさは常に輝いています。笑っている時、泣いている時の表情はとても印象的です。
プロパガンダ映画とは言え、本作は歴としたラブロマンスです。 感情を出さず女嫌いなリックが心を許せる女性イルザとの大人の恋愛は渋い。
場所の概要【ad-dār al-bayḍā(Casablanca):カサブランカ】
舞台となったカサブランカはモロッコの都市で商業・金融の中心地でアフリカでは有数の世界都市であり、ポルトガル語「白い家」を意味しています。
実際にロケが行ったのはアメリカですが、映画の舞台となった事でカサブランカを訪れる人が多いです。
主な観光名所として旧市街のメディナ、ハッサン2世モスク、ムハマンド5世広場、コルニッシュ通りなど観光地としても飽きる事がありません。
もちろん、タジンやクスクス、ケバブと言った名物料理だけじゃなく、カサブランカはシーフードの店が豊富です。
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