スタッフのひとり言
今日もスーツケースのクリーニングを始めなきゃ!
毎日レンタルが終わって戻ってきたスーツケースのクリーニングが私の仕事。
自分のスーツケースは押入れの隅でひっそりとしてるけれど・・・。
何年もしまい込んだままだから、スーツケースがカビたり経年劣化してキャスターボロボロかも知れない。
スーツケースって買った時は嬉しかったんだけど、使い終わるとアフターケアが大変だったり次の旅行にはサイズが合わなくて使えなかったりと不便なのよね。
最大の困りポイントは、保管場所。かなりスペースをとるし、頻繁に使わないからどうしても押入れの隅が定位置になる。今では触らず開かずのスーツケース。買う前にレンタルできるのを知っていれば、買うよりも安くて保管場所もアフターケアも不要。そうしたら、もっとショッピングできたのに!!
それにレンタルすると、色々なサービスもあるし。スーツケースはレンタルがおすすめだね!
さて、早く仕事始めないと怒られちゃう。今日も1日頑張ろう!
スーツケースは戻ってくると、まず破損や汚れ、臭いや忘れ物などの点検をしてオゾン室に入れられる。オゾン発生装置で消臭と除菌をするためです。
オゾンは、フッ素に次ぐ強力な酸化作用があって、殺菌・ウイルスの不活化・脱臭・脱色・有機物の除去などに用いられています。(wikipedia引用)こんな強力な消臭と除菌をした後、本格的にクリーニングします。かなり衛生面は気を使います。清潔でないとレンタルしたくないですよね。
特に、自社ブランドの
SIESTA(シエスタ)は、内布が取り外せて洗うことができます。
当然、毎回シエスタの内布は洗濯しています!他のレンタルショップにはないキレイをお届けします。
更に自社ブランドのシエスタは、製造時に出る端材を再利用してCO2の削減に配慮した環境にも優しいエコなスーツケースです。
ここからが私の出番です。
クリーニングの始めは、
内側の臭いやシミ・汚れなどをもう一度確認をし、汚れ具合やゴミの量、大きさに合わせて掃除機やテープ、ブラシなど色々な道具を駆使して全て取り除きます。
特に砂などは取り除くのに苦労します。砂は色々な隙間に入り込んでしまうので、取り除くのに時間がかかります。
海に行ったのかな?海外ならやっぱり一番人気のハワイなのかな。それとも国内の沖縄かも。
最近は女子旅と称した韓国や台湾・ベトナムなどアジアグルメ&ショッピング旅も人気みたい。
賢いOLの方々は、週末の土・日を利用して旅行するそうです。それだと一泊10Lの容量が目安のスーツケース。機内持込みの出来るサイズで十分行けますね。
だけどやっぱり女子は荷物が多いからもう少し大きいほうがいいのかな?って迷っても安心。レンタルなら大きさは選べるし当社はスーツケースの新品・準新品・通常品も選べます。毎回新品という方も少なくないとか(社長談)。この他、色々と相談も出来て心強いですよ。
男性だけじゃない。女性も増えている一人旅&トレッキングなどの体験を楽しんだり、遺跡をめぐる冒険旅、セブ島やボラカイ島、バリ島などで心身共にゆったりと過ごす癒し旅など、日数がかかる旅行も大丈夫。
当社は
旅行準備期間3日と旅行終了日1日の計4日間は無料。5日間のレンタルで、計9日間レンタルできることになる。なんてお得なんでしょう!
更に、首都圏なら往復送料も無料、破損保証まで付いていてお得&安心して旅行が楽しめます。
昨今、学生などの自己啓発の為のチャンスを国や企業が支援している海外留学。
1ヶ月から3ヶ月、半年、1年間と期間は色々ありますが、そんな長期もレンタルできます。長期になれば更にお得。費用の心配もなく、精一杯勉強できます。
社会人だと、出張にも最適ですね。
しかし今は旅行も色々な楽み方があるんだな・・・なんて妄想しながらやっと砂も出てこなくなり完了。
仕切りポケットやベルトを所定位置にセットして、ハンガーやカギの入れ忘れのないよう確認して閉じる。
内側のクリーニングが終わったら、
次は外側とキャスターのクリーニングです。
丁寧に汚れを拭き取り、キャスターに絡まってしまった糸や髪の毛、ゴミなどを取り除きます。キャスターは、2輪のものと4輪のものがあります。
2輪だと斜めに引いて走行しなければならない。4輪だと斜めでもスーツケースを立たせたまま平行に走行も出来るので、選ぶなら個人的には4輪の方が良いですし、360度回転するものがおすすめです。
この他にも各社色々な仕様のキャスターで快適さを追及しているんです。
基本は、「
HINOMOTO」です。国内のパーツメーカーで、国内外の一流メーカーが採用しているほど。
信頼の品質と強度を兼ね備えたキャスター。自社ブランドのシエスタにも採用しています。
当社で扱っているメーカーのキャスターも、ほとんどがHINOMOTOキャスターです。
スーツケース界のカリスマ、
ドイツのブランドRIMOWA(リモワ)のリモワ・サルサは、機動性に優れた4輪マルチホイール(ダブルキャスター)仕様。
トラベリストもダブルキャスター仕様。
アトランタオリンピックで、ドイツチームの公式スーツケースに選ばれたこともあるドイツブランドのバーマス。
バーマスのプレステージ2もダブルキャスターですが、更にすごいキャリーバー側のキャスターと反対側のキャスターの直径が異なる異径ダブルキャスター仕様。
イギリスの老舗ブランド、アントラーのアントラーリクイスは、摩擦による消耗を軽減するオイル封入仕様。
日本で初めてスーツケースにキャリーバーを取り付けたり、
TSAロックを日本で初めて採用したりと、先進性に富んだ120年の歴史ある日本のメーカーサンコー。
サンコーのスーパーライトAは大型キャスター仕様。
台湾のブランド、世界4大ブランドのひとつ、エミネントのエミネントキャリーは、小さい直径なのに取り扱いやすい
サイレント・キャスター仕様。
色々な仕様のキャスターがあって、それぞれに対応してクリーニングするのも腕の見せ所!
汚れもゴミもキレイに取り除いたぞ。かなり細かい部分をキレイにするから目が疲れる。
さあ、あとは外側のボディをクリーニングするだけだ。頑張るぞ!
最初にシールなどを剥がします。
当社は、シールなどは剥がさないで返却して大丈夫なので、気にせず貼ったまま返却してください。
クリーニングスタッフにおまかせあれ!
剥がすもののほとんどは航空会社が貼るものですが、なかには目印になるようなシールを貼っているものや、とてもおしゃれにシールでスーツケースをカスタマイズしているものもあったり。
おしゃれといえば、
GUSSE(ゲス)のスーツケース。アメリカのブランドで、とにかく格好よくてセクシー。
当社で取り扱っているものは、ドット柄に大きなキスマークが印象的なデザイン。内布にもキスマークプリント満載のおしゃれさ。
負けていないのが機内持ち込みサイズのみの扱いですが、ヒロイック ラメ。
ボディーにはラメがちりばめてあり、キラキラと綺麗。女性はキラキラするものは大好きなのよね。内布には、全面カラフルなプリントでとてもキュート。
でもやっぱり洗練された高級感あふれるシンプルでスマートなリモワ・サルサもおしゃれだし、流れる水をイメージしたやわらかく上品な装いのアントラーリクイスも捨てがたい!
お任せ下さい!レンタルなら旅行先のイメージや自分のスタイルに合った色や柄、ブランドを選べます。
スーツケースだってファッションの一部。自分流のトータルコーディネイトを楽しみたいというおしゃれな方にも、スーツケースのレンタルはおすすめですね。
やれやれ、やっとシールも全部剥がせた。シールのベタベタした糊も残ってない。
それにしても、ハンドル部分にシールがぐるぐるっと巻き付けてあるのを剥がすのは、至難の業。特に気を使うのは、ハンドルの内側部分。見づらい部分は剥がし忘れのないよう慎重に。
良くぞ頑張った自分!この勢いでボディの汚れもササッと片付けよう。
最後にボディのクリーニングです。
ボディの素材や加工の違いで、使う道具も洗浄剤なども異なります。
入社したての頃は、スーツケースの種類を覚えることと、それぞれのクリーニングの仕方の違いを覚えるのに必死でした。間違えたりしたらスーツケースを傷つけてしまいますから。
自社ブランドのシエスタやスーパーライトA、プレステージ2などのエンボス加工を施しているものは、スポンジのようなものでゴシゴシと汚れを取ります。厄介なのは、エンボス加工特有の表面の凸凹に入り込んだ汚れを地道に取り除くのは根気がいります。
リモワ・サルサやアントラーリクイス、エミネントキャリーやトラベリストなどの鏡面加工を施しているものは、スポンジのようなものでは傷ついてしまうので、やわらかい布などで磨き剤などを使ってひたすら汚れが取れるまで磨きます。汚れがひどいと、肩と腰がだんだん痛くなるのを我慢しながら汚れが取れるまでひたすら根性で磨きます。
ボディのクリーニングの際、裏面・側面・表面・上下面とスーツケースを動かしながら作業をします。
なので、スーツケースが軽い方が作業する際も助かるんだけど。アントラーリクイスは、ジッパータイプの超軽量なので動かしやすくて作業もスムーズ。
特殊ポリカーボネイト樹脂のボディーは、ペコペコとしてしまうくらいのやわらかさ。
その為、力が分散され割れにくい。軽量なのに強度もある高機能製品です。
スーパーライトAも軽量設計。ポリカーボネイトに特殊な配合を施したHRポリカのボディーは、新しい3層構造の技術により耐久性・柔軟性共に抜群。
リモワは、今まではジュラルミン製が主力でしたが、ポリカーボネイト製のリモワ・サルサを開発。
当社で取り扱っているリモワ・サルサもポリカーボネイト製で、軽量で耐久性に優れています。
プレステージ2も、3層構造のポリカーボネイトプラスのボディー。やはり軽量で強度のある1品です。
それぞれ素材の特徴の違いも、軽さの違いもレンタルして使い比べてみるのもおすすめです。
ボディーのクリーニングも完了。
最後は、防汚の為のワックスを全体になじませ、ベタベタしないように
十分拭きあげてピカピカのスーツケースの出来上がり!
毎日クリーニングスタッフも、一所懸命清潔で綺麗なスーツケースに仕上げております。
レンタルをご利用した事のない方は、一度レンタルしてみてはいかがでしょうか。
準備と片付けがゆっくりできるスーツケースレンタルなら
アイエルレンタル