歴史ある街は観光地として絶景!
ついに運命が重なった男女の物語【ビフォア・ミッドナイト】の印象的なシーン。
出会ってから18年が経過して二人はギリシャのペロポネソス半島でバカンスをする。
ギリシャの旧市街の中で二人がシリーズで馴染みの歩きながら会話をする。相変わらずテンポ良く刻まれるセリフの応酬は結婚して9年の夫婦が抱える理想と現実を語っています。
しかしながら、そこには二人だけの世界が展開する面白いところであります。
映画レビュー【ビフォア・ミッドナイト】
前作では意味を含ませたラストで終わりました。
しかし、ジェシーとセリーヌはその後どうなったのかみんな気になった事だろう。
監督であるリチャード・リンクレイター、ジェシー役のイーサン・ホーク、セリーヌ役のジュリー・デルビーが再び集結し、二人のその後を本作で描いています。
前2作では二人は運命のイタズラで結ばれる事がなかった。
しかし、本作では一緒にいて9年が経過し、二人の間には可愛い双子の娘までいる。
ジェシーは作家として大成し、今では二つの大学で教授職をやっている。一方のセリーヌもNGOとして国際的な問題に携わる仕事をしている。
どこからどう見ても幸せそうな家族であるが、そこには一つの綻びがある。
ジェシーと前妻の間にいる息子のハンク。前妻が親権を持っていて、ハンクはシカゴに住んでいる。しかも、母親は酒浸りで環境として最悪である。
不憫に思っているジェシーはもっとハンクにいい暮らしをさせたいが為に、パリからシカゴへ引っ越そうとセリーヌに提案する。
だが、セリーヌは仕事が波に乗っている状態で簡単には捨てられない。そこで二人の意見が衝突してしまうのです。
シリーズとして山場を迎えたジェシーとセリーヌの二人。
中盤までは知り合いの夫婦とともに展開していくが、それ以降はシリーズ最大の魅力であるジェシーとセリーヌの会話劇が繰り広げられます。
ただ、1作目では甘い出会い、2作目では懐かしい再会だったが、3作目となる本作は両者の危機が主題に置かれています。
つまり、二人の心は長く一緒にいたせいで離れてしまっている。日々の生活に追われて避けていたが、いざ二人だけになると、両者ともに本音をぶつけ合うのです。
ホテルに到着して久しぶりの一夜を過ごそうとするが、そこにはハンクの問題、シカゴへの引っ越しが持ち上がり、今の仕事を辞めたくないセリーヌの激情とジェシーの激情が衝突する。
二人は冷静に話し合いをしようとするが、どうしても意見が衝突して、ついにはセリーヌが部屋を出て行ってしまう。
これでジェシーは冷静になり、海辺のカフェに一人いたセリーヌの元へとやって来る。
やはり、二人の運命はずっと一緒だと感じさせるラストの会話は実に微笑ましい。
ジェシーの優しさと寛大さ、それを受け入れるセリーヌの返答は感動的でした。
場所の概要【Peloponnesos:ペロポネソス半島】
ペロポネソス半島はギリシャの南端に広がる半島。ギリシャの本土とはコリンティアコス湾及びサロニコス湾で隔てられており、コリントス地峡で繋がっています。
歴史あるギリシャの一部らしく、数多くの世界遺産を有しており、その中ではエピダウロスの劇場やミストラルなどが特に多くの観光客が訪れています。
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