芸術と食の街は恋も彩る観光地!
再会した男女の85分の恋【ビフォア・サンライズ/恋人までの距離(ディスタンス)】の印象的なシーン。
再会した二人がパリの街を歩くが、前作では乗る事がなかった遊覧船。
そこで両者ともに言えなかった本音をぶつける。あの頃は若かった。しかし、その若さが年を取った今では間違いだと気づく二人。止まらない二人の言い合いだが、それこそ心の隙間を埋める両者が求め合った激しい感情だったのです。
映画レビュー【ビフォア・サンセット】
9年ぶりに偶然再会した男女の恋物語。
前作に引き続きジェシーにはイーサン・ホーク、セリーヌにはジュリー・デルビーがそれぞれ演じています。
それに加えて、リチャード・リンクレイター監督とともに三人で共同脚本を書き上げる。
つまり、本作は三人による共作であり、ジェシーとセリーヌの人生を構築している。
半年後にウィーンの駅で再会する約束をしていた二人。
ジェシーは当然のように訪れるが、セリーヌは来なかった。彼女はちょうど祖母の葬儀と日にちが重なって行けなかった。
一方のジェシーはずっと彼女を待っていたが、結局諦めてアメリカに帰る。
それから9年が経過し、あの日を忘れられないジェシーは小説にしてヒットする。
ヨーロッパの各地で出版のキャンペーンをしている時、訪れたパリの書店で偶然にもセリーヌと再会をするのです。
しかし、今回もジェシーは85分後、飛行機に乗らないといけなかった。その前に是非、パリの街を知りたかった彼にセリーヌはガイドをする事となる。
前作と同様に登場人物はジェシーとセリーヌがメインであり、二人が繰り広げる会話劇が中心となっています。
ただ、二人の会話は観ていても一切飽きる事なく、むしろのめり込むぐらいに魅力的です。
しかも、本作では9年分の空白があって、当然ながら話題が行き着くのは半年後での運命のすれ違いになっていた。
もし、あの時二人は再会していれば、もっと違った人生があったのではないかという。
だけど、9年の月日は重く、ジェシーは妻もいても四歳の息子がいる。一方のセリーヌも恋人がいて、お互いにそれぞれの道を歩んでいた。
それでも二人は9年前の情熱を忘れていなかった。
セーヌ川の遊覧船に乗った二人はそれまで溜まっていた本音をぶつけ合う。更にタクシーの中で一気に爆発した二人の感情。だが、それは二人の離れていた9年間を埋める役目にもなりました。
そして、最後にセリーヌのアパートで聞く彼女の歌。ここでジェシーは決意し、それを受け取るセリーヌの二人が浮かべる笑顔はとても印象に残りました。
場所の概要【Seine:セーヌ川】
セーヌ川は全長780メートルでロワール川に次いで二位の長さです。
首都パリはセーヌ川の中州のシテ島から発達した街で、現在も観光の中心であります。一部はパリのセーヌ河岸として世界遺産に登録されています。
劇中にも登場した遊覧船のバトームーシュは定期的に運航されています。有名なエッフェル塔やノートルダム大聖堂を始め、数多くの観光スポットを眺める事ができます。
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