【ドイツ オーバーバウム橋】走る続けた先には幸せがある

ドイツは世界最大級のコンベンション都市!

ローラが走り続ける【ラン・ローラ・ラン】の印象的なシーン。

主人公のローラが恋人の為にベルリンを疾走し、その道中に登場する「オーバーバウム橋」は印象的である。
歴史ある街を垣間見る一面と、現代的な建築の融合がかもし出す人工的な美しさに目を奪われます。
その中を疾走する赤髪のローラは「動」で、オーバーバウム橋は「静」という対照的な両者のギャップがインパクトを与えてくれます。

映画レビュー【ラン・ローラ・ラン】

赤い髪を持つローラを演じるフランカ・ポテンテは終始に渡って走っています。
それだけの作品であるが、かなりインパクトのある構成が光っている。

ローラと付き合って1年になる恋人マニ(演:モーリッツ・ブライプトロイ)はボスのブツを鑑定してもらい、その引き換えに10万マルクを手に入れ、指定された時間に届ける役目を担っていた。

しかし、恋人のローラはトラブルで時間通りに迎えへ来ず、マニは仕方なく地下鉄を利用したが、そこで金が入っていた袋を忘れてしまい、近くにいたホームレスが持ち去っていた。

困ったマニはローラに10万マルクを20分以内に用意しなければ、彼は近くのスーパーマーケットで強盗をすると宣言される。
そこでローラは20分の間、ベルリンを駆け出して恋人のマニを助けようと奮闘する。

本作の骨格となるストーリーは短いですが、まるでゲームのように上手くいかなければリセットされ、最初からやり直すという手法を取り入れている。
これは同じ時間を何度も繰り返す“リフレイン・プレイヤー”であり、本作は独特な演出によって3パターンで表現しています。

基本的な流れは同じであるが、それぞれのパターンには登場する脇役たちの運命が違っています。面白いのはローラが接触する脇役たちをダイジェストでその後を3パターンでみせている点で、それも楽しめるポイントの1つでもあります。

1回目は大失敗、2回目は惜しくも失敗、3回目は成功というパターンを迎えていくが、その過程は最初の展開から少し変えています。

本作最大のテーマは「疾走感」であり、演出はすべてそこに集約されています。
一番分かりやすいのはBGMに使われているテクノポップが疾走感を生み出している。
もちろん、ローラを演じるフランカ・ポテンテの走りも素晴らしいが、何より彼女の赤髪には苦労話があって、赤い染料を使っているせいで洗えば色が微妙に変わるので、彼女は7週間の撮影期間中に一度も頭を洗えなかったという。

出演者の奮闘と製作側の趣向を凝らした演出は本作が持つテーマを貫き通した良作だと言えるだろう。

場所の概要【Oberbaumbrucke:オーバーバウム橋】

劇中に登場した「オーバーバウム橋」はベルリン市内とシュプレー川を一望できる絶景です。初代のオーバーバウム橋は1700年代に架けられた木の跳ね橋で、現在は2階建てとなっていて、1896年に開通され、1961年から1989年までは東西ベルリンを繋ぐ重要な役目を担っていました。
オーバーバウム橋はフリードリヒスハイン=クロイツベルク区の中心にあり、地下鉄、電車、バスでアクセス可能。オーバーバウム橋はいつでも無料で渡れます。

 

 

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