サンタモニカはロサンゼルスを凝縮した観光スポット!
暑い日はストレスが溜まる【フォーリング・ダウン】の印象的なシーン。
ウィリアムは家に帰るべく一直線に向かう。
そこでたどり着いたサンタモニカ・ピアは非常に印象的です。
それまでの道のりでストレスをバラ撒いたウィリアムは目的であった娘と再会を果たす。
ここでウィリアムの父親としての優しい顔がここへ来るまでの道程とはまったく違う。
家族で賑わう桟橋での刑事と異常者の初対面は実に悲しいモノでした。
映画レビュー【フォーリング・ダウン】
サンタモニカの暑い日。
スーツにネクタイをしたサラリーマン風のウィリアム(演:マイケル・ダグラス)は苛ついていた。
会社をクビになった彼が求めるのは一つだけ。
それは離れ離れとなってしまった娘との再会である。
渋滞に巻き込まれ、車のエアコンが壊れた状態でイライラがピークに達した時、ウィリアムの中で何かが変貌してしまうのです。
それは普段から理性的に抑えていた耐え難い衝動を爆発させるのです。
ウィリアムの言う言葉には一理あって、誰もが一度は思っていたであろうと不平不満を一気に吐露してしまう。
一見して真面目なサラリーマンに見えるウィリアムだが、彼の娘に対する執着は彼自身を異常者へと変貌させてしまうのです。
行く先々で不平不満をぶち撒けると同時にその相手を叩きのめす。
言っている事は正論であっても、ウィリアムのやり方はあまりにも暴力的で恐怖に与えます。
とにかく、マイケル・ダグラスの不気味で異常な男を非常に上手く演じている。
何をするのか分からないほど、危険さに満ちた雰囲気を充分に出してくれています。
静と動の使い分けでのギャップが凄まじく、普通に歩けば、ただのサラリーマンだが、一度キレてしまえば異常なほどの暴力性を見せてくれます。
その一方で刑事のプレンダガスト(演:ロバート・デュバル)はこの日、警察を退職する。
妻は更年期障害の影響で振り回され、退職する日でも口うるさく電話口でグチグチと言う。
しかし、退職の日にプレンダガストはウィリアムの足取りを掴み、刑事になってから一番大きな仕事に足を踏み入れるのです。
ロバート・デュバルはさすがの達者な演技であり、奥さんに尻を敷かれる夫、最後の大仕事に励む刑事、そして、一人の父親としての顔を見せる素晴らしいキャラクターでした。
本作からは暑さが伝わり、登場人物がイライラしていく様子も克明に表現する。
ウィリアムとプレンダガストの初対面のなんとも言えない悲しいシーンは両者の演技によるアンサンブルは見応え充分と言えるでしょう。
場所の概要【Santa Monica Pier:サンタモニカ・ピア】】
サンタモニカ・ピアはサンタモニカを代表する観光スポットであり、ハリウッド映画のロケ地として多くの作品に利用されています。
1909年に造られた木造の桟橋で、エンターテインメント施設、レストラン・カフェ、それにギフトショップなどが多く建ち並んでいます。
特にパシフィック・パークは様々なアトラクションがあって、遠くから目立つ観覧車などがあります。
更にライセンスがなくても釣りを楽しむ事ができます。
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