海外旅行に行くと、スーツケースベルトを使っている外国人は少なく、反対に日本人は多くの人が、スーツケースベルトを使っています。その為、海外旅行に行く準備をしていると、スーツケースベルトを着けると日本人と分かりやすいから、盗難などに遭う可能性が高くなるので海外旅行に行くときは使わないほうが良いかも・・・などと言われる事があります。
本当でしょうか?そうなると、使うか使わないか悩んでしまいます。
スーツケースベルトを使う意味は
そもそもスーツケースにベルトやバンドはなぜ必要なのか、使う意味は何なのか?
スーツケースベルトには3つの目的がありました。
目印としての使い方
空港でターンテーブルからスーツケースを探すときや、移動中にたくさんある荷物の中から自分のスーツケースを見つけやすくするために、少し派手な色や好きな柄などのスーツケースベルトを目印に使う。
ステッカーやバンダナなどで自分だけのカスタマイズも良いのですが、バンダナは外れやすいですし、ステッカーは、かなりの数や大きいものなどをベタベタと色んなところに貼らないと目立ちません。
見つけやすく目印になるという意味があり、スーツケースベルトは必要です。
防犯としての使い方
スーツケースのカギを壊されて中身を盗まれた!なんてことにならないように、スーツケースベルトをスーツケースに巻き付けて、犯人に開けるのが面倒だと思わせるため、防犯にスーツケースベルトを使う。
犯罪者は時間がかかるものは嫌がります。スーツケースベルトを付けていれば、開けるのに時間がかかりそうだと思わせることができ盗難の抑止力になります。
防犯になるという意味があり、スーツケースベルトは必要です。
破損時に応急措置としての使い方
もし、スーツケースのカギやファスナーなどが破損して、開きっぱなしになり閉めることができなくなってしまったとき、応急処置としてスーツケースベルトをぎゅっと締めて中身が出てこないように、スーツケースベルトを使う。
仕方なくガムテープでグルグル巻きに、なんてことになれば、見た目も悪いし、スーツケースを開けるとき、テープを剥がすのはとても大変です。中身が出てしまうのを防ぎ、開けっ放しにならないように閉める補助、または破損したカギの補強になります。
応急処置ができるという意味があり、スーツケースベルトは必要です。
スーツケースベルトの長さ
ではスーツケースベルトを使うとき、どれだけの長さが必要なのでしょう?
スーツケースベルトを使うには、水平に巻くのか垂直に巻くかで長さが違ってきます。
水平に巻くのであればスーツケースの幅+奥行き、垂直に巻くならスーツケースの高さ+奥行きの長さを調べる必要があります。
その長さを2倍+50センチたした長さがスーツケースベルトを選ぶ目安になります。スーツケースベルト自体長さを調節できるものが多く、○cm~○cmと表記されているので、目安の長さが範囲内のスーツケースベルトを選びましょう。これで最適なスーツケースベルトの長さが選べます。
スーツケースベルトとスーツケースバンド
両方聞いたことがありませんか?ベルトとバンドの違いって何だろう・・・と疑問に思ったので、調べてみました!
ベルトもバンドも帯状のものという意味は共通なのですが、違うところがありました。ベルトは周りに付けるのも・周りを取り巻くもの、バンドは縛るもの・付けるものという違う意味があります。柔道着の帯やスラックスなどに巻くのはベルト、頭に縛るはち巻きや傷口に付けるものはバンドです。
では、スーツケースに巻くものは・・・スーツケースベルトとなるわけです。
スーツケースベルトの違い
でも、初めてスーツケースベルトを使う時、どのタイプのものが良いのか悩んでしまいますよね。それに、スーツケースベルトの使い方や付け方、締め方って良く知らないような気がしませんか?
スーツケースベルトの付け方には、種類ごとに付け方の注意ポイントがあります。
締めるタイプ
金属又はプラスチックでできた金具にベルトを通し固定するこのタイプは、ベルトを引っ張り締めて強く固定できます。
しかし、一度きちんと固定できてしまうと外しづらいので、ベルトを付ける前にスーツケースの中身を必ず確認をして、頻繁にベルトを着脱しなくて済むようにするのが付け方の注意ポイントです。
ワンタッチタイプ
プラスチックでできた金具をカチッとはめて固定するこのタイプは、ベルトの着脱がとても簡単にできます。
しかし、プラスチックでできているため金属より壊れやすいので、強度を必ず確認をするのが付け方の注意ポイントです。
マジックテープタイプ
マジックテープで留めて固定するこのタイプは、ワンタッチタイプと同様にベルトの着脱がとても簡単です。
しかし、マジックテープなので接着するための折り返し部分を忘れてはいけません。
ベルトがかなり長く感じてしまいますが、折り返す部分を考慮した長さのベルトを選ぶのが付け方の注意ポイントです。
tsa鍵付き(ロック)タイプ
鍵には数字を決めてダイヤルで固定するタイプとキーで作動するタイプがあります。防犯にとても役立ちます。
しかし、決めた数字を忘れたりキーをなくしてしまうと外せません。必ず、決めた数字をメモしておく、キーはスーツケースのキーと一緒や分かりやすい所に保管することが重要な注意ポイントです。(TSAロックの場合、ダイヤル式も鍵式も別に鍵穴がありますがこれはTSA職員が合鍵を利用する鍵穴です。)
※ TSAロックとはアメリカの運輸保安局(TSA)が認定した施錠器具。TSA職員だけが鍵を持っており、スーツケースやスーツケースベルトのtsaロックの鍵を開けることができます。
現在、アメリカに渡航の際はテロ対策のためTSAロック以外は施錠できません。
スーツケースベルトの締め方(締め込むタイプ)
締め込むタイプのベルトの締め方です。これをマスターすれば、他のタイプも締められます。
- ベルトの長さをちょうど良い長さに調整する。
- ベルトをハンドルに通し、スーツケース本体にしっかりと密着させながらひと巻きし、金具2枚に通す。
- ベルトを折り返し金具の1枚目と2枚目の間に通す。たるみを無くすためベルトを軽く引く。
- スーツケースが倒れないよう手や足で押さえながら、ベルトを強くしっかりと引っ張りベルトを締める。
- あまった部分のベルトを、スーツケース本体に巻いたベルトの内側に折り込み出来上がり。
このように、スーツケースベルトには種類によってそれぞれの特徴と使い方があります。慣れてしまえば簡単に旅行中の安心感を得る事が出来ます。
スーツケースベルトをスマートに使いこなせれば、旅慣れた雰囲気もアップして一目置かれること間違いなしです。
スーツケースベルトの使い方や付け方、締め方がわかったところで、自分のお気に入りのスーツケースに合うスーツケースベルトを探しに行ってみましょう!
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One thought on “海外旅行にスーツケース ベルトは必要?!”